なぜLilyは破産してしまったのか、Lily事件の現場まとめ

(参照:https://www.suasnews.com/2015/12/lily-drone/)

なぜ自撮りドローンとして期待されていたLilyは破産してしまったのか。
そのその経緯から発売予定だったLilyのスペック、今後の自撮りドローンは?まで解説。

延期を重ねたLilyが2017年1月12日付で事業停止

予約開始2週間で1,300万ドル分の予約を受け、2016年1月の時点で3400万ドル、約40億円分の予約を受け資金を集めた自撮りドローンLily(リリー)。当初2016年2月に発売予定だったのですが、その後どんどんと発売を延期、そしてついに先日1月12日付でついに事業を停止してしまいました。
さらに現在、まだ審議のほどはわかりませんが、偽の動画を使ったとして検察から訴訟を受ける自体にまで発展しています。
しかし先行予約ですでに料金を支払ってしまった方には返金を受け付けているようです。
投資金額の大きさや、テスト動画などをみても、非常に期待が持てるドローンだっただけに非常に残念です。

一体どのようなドローンだったのだろうか

《概要》
従来型のドローンは自分で操作しなければならなく、自撮りというものが難しかったのですが、Lilyの場合は小さなメダル上のリモコンを被撮影者が持つことで追跡対象として自動追跡するという点が特徴的でした。

《具体的な機能》
さらにそのメダルでシャッターを押せたり、マイクで回り込み撮影まで操作でき、ドローン撮影の始め方も放り投げれば勝手に飛び始めるという非常に使い勝手の良いドローンだったようです。
主なスペックとしては

1080p、ハイビジョン解像度動画(H.264 mpeg4)
フレームレート: 120fps
12Mpxの写真撮影可能
飛行可能時間: 20分
ライブストリーミング可能
記録デバイス: microSD

他では防水仕様なので雨の日もOK。サーフィン、ラフティングのようなウォータースポーツの応用も考えられました。

《なぜ破産してしまったのか》
まず延期した理由としてソフトウェアの改善、ハードウェアの機能向上をあげていました。動画で見る分ではβモデルはできていたようですが、訴訟の件もあるのでそれも疑わしくなってきています。結局は資金が尽きてしまい、量産化まで持って行けなかったことが直接の問題としてLily側は発表していますが、上にも述べた通り完全に詐欺であった可能性も考えられなくはありません。

Lily以外の自動追跡撮影ドローンに期待

「Hover」

2016年10月に中国の会社Hoverが発売した「Hover Camera Passport」というものが今のところ追従ドローンとして使えるでしょう。Lilyの購入を熱望していた方はとりあえずこちらの購入を検討してはいかがでしょうか?
技術的にはもうできているようなので、資金の豊富に出せる中国や、他の経済の順調な国からの企業の方が計画がうまく進んでいくのかもしれません。

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